
すまい給付金の申請をしたいけど、必要な書類が分からない。
どういう手順で申請すればいいの?
そんな人に向けて解説します。
1.すまい給付金とは
「そもそも、どういう制度なの?」
すまい給付金は消費税の増税対策です。
マイホームを購入すると大勢の人・物が動くので、景気がよくなりますよね。
しかし、増税を発表すると、駆け込みが発生するので、
増税後は買う人が減って、経済が冷え込んでしまいます。
景気を安定させるために、
「お金を出すから、増税後も買ってねー。」
と国(政府)が援助している訳ですね。
2.申込み方法
必要書類を準備しましょう
- 給付金申請書
契約書と一緒にもらえると思います。
無い場合は、国土交通省のすまい給付金サイトからダウンロード - 登記事項証明書(建物だけでOK)
司法書士事務所から送られてくる場合もあります。
無ければ最寄りの法務局で取得してください。 - 住民票の写し
市役所で入手してください。 - 個人住民税の課税証明書
市役所で入手してください。 - 工事請負契約書または不動産売買契約書(コピー)
契約書類と一緒にあるはずです。約款のコピーも忘れずに! - 住宅ローン契約書(コピー)
契約書類と一緒にあるはずです。 - 受取口座を確認できる書類(通帳等のコピー)
- 上記7つに加えて、以下より1つ用意しましょう
・住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書(コピー)
・建設住宅性能評価書(コピー)
・住宅瑕疵担保責任保険法人検査実施確認書
郵送または、窓口から申請
近くに窓口がない人は郵送がおすすめです。
個人情報が入っているので、追跡可能なレターパック等を利用すると便利です。
郵送料の不足に気をつけましょう。
窓口申請の場合、不備があっても、その場で訂正できるのでスムーズです。
十分に感染対策をしてから行きましょう。
すまい給付金受付窓口
http://sumai-kyufu.jp/application/send/index.php
申請後の流れ
- 01
- 審査
- すまい給付金事務局による書類の審査を行います。
- 02
- 通知
- 給付額、振込予定日、振込口座などを記載したハガキを発送します。
- 03
- 振込
- 指定口座に給付金を振込します。申請に不備がない場合は、約1.5〜2ヶ月で振込になります。
給付されるのが楽しみですね。
3.いくら給付される?
大体の目安は以下の通りです。
年収 | 給付金 |
---|---|
775万円以下 | 10万円 |
675万円以下 | 20万円 |
600万円以下 | 30万円 |
525万円以下 | 40万円 |
450万円以下 | 50万円 |
給付額は年収と持分割合によって決まります。
しかし、年収は額面の金額ではなく、都道府県民税の所得割額を基準にしているので、正確に知りたい人は、シミュレーションで確認しましょう。
すまい給付金シミュレーション
http://sumai-kyufu.jp/simulation/index.html
4.申請の注意点など
- 2021年12月末までに入居することが条件です。
- 申請期間は 住宅引き渡しから1年3ヶ月以内です。
- 中古住宅も対象になりますが、個人間売買で購入した住宅は対象外です。
- 基本は住宅ローンを組む人が対象ですが、50歳以上であれば、現金購入者も対象になります。
余談ですが…
よくYouTubeなどで、
「とっても簡単で使いやすい制度ですよー!」
と紹介している人がいますが、あれは嘘です。
必要書類を用意するために、各所に足を運ばなければいけないので、正直、面倒くさいです。
とはいえ、大きい金額なので、早いうちに申請しちゃいましょう!
新居を手に入れたテンション高いうちであれば、面倒なことも苦にならない…はず
以上、この記事があなたの人生の助けになればハッピーです!
読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!
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