
会社と外出先で異なるパソコンを使っています。
ファイルの移動が面倒なので、簡単に共有できるツールを教えて欲しい。
そのような悩みを抱えている人に、おすすめのツールを紹介します。
それは、クラウドストレージサービス「Dropbox(ドロップボックス)」です!
同様のサービスを各社で提供しています。
有名どころは以下の通り。
- Dropbox(ドロップボックス)
- Google Drive(グーグルドライブ)
- iCloud Drive(アイクラウドドライブ)
- One Drive(ワンドライブ)
- Amazon Drive(アマゾンドライブ)
料金の割安感、使いやすさ、端末との相性などを基準に選ぶとよいです。
今回、紹介するDropboxは充実したサービス、シンプル設計で使いやすいといった特徴があります。
実際、一度つかうと手放せなくなります。
1.Dropboxとは?
アメリカ「Dropbox, Inc」が運営するサービスです。
Dropboxにデータを保存すると、外出先のパソコン、スマホなどから簡単にアクセス・更新ができます。
- 会社ではデスクトップ、外出先ではノートパソコンを使っている
- 同僚、ビジネスパートナー、友達とデータを共有したい
- 大量データをまとめて送りたい
無料で利用する場合、容量は2GBになります。
友達紹介で、最大16GBまで増やすこともできます。
2GBだと少なく感じるかもしれませんが、
まずは使いやすさを試してみて、導入を検討するとよいでしょう。
2.インストールの手順
本記事では、Macでインストール手順を解説します。
Dropbox公式サイトにアクセス
「Dropboxをダウンロード」をクリック
ダウンロードされた「DropboxInstaller.dmg」をクリック
赤枠内をダブルクリックして、インストール
「開く」をクリック
インストール開始
以下の警告が出た場合、「アクセシビリティをオンにする」をクリック
システム環境設定を開いて、アクセシビリティを設定
「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「プライバシー」を開きます。
左側の「アクセシビリティ」を選択し、右側の「Dropbox」にチェックを付けます。
アカウント登録
必要事項をの入力して「登録」をクリック
インストール完了 「次へ」ボタンをクリック
「ファイルを[ローカル]に設定する」をクリック
※最初から有料プランで始める人は、下の「ファイルを[オンラインのみ]に設定する」をクリックして進んでください
「Basicで続行」をクリック
以下のメッセージが表示される場合、パソコンのログインパスワードを入力
Finder左側に「Dropboxフォルダ」が表示されていればOK
これでインストールは完了です。
3.基本的な使い方
データをアップロードして、どのパソコン・スマホからでもアクセス
Dropboxフォルダにデータをドラッグ&ドロップ
これだけの操作で同期が完了します。
ブラウザで見るとアップロードされているのが確認できますね。
アップロードしたデータを共有
Dropboxには「リンク」、「共有」、「Transfer」といった共有方法があります。
よく使うのは「リンク」です。
手っ取り早いので、私のような面倒くさがり屋には重宝します。
方法1 リンク
共有したいフォルダやファイルを右クリックし、
「Dropboxリンクをコピー」を選択すると、URLがコピーされます。
チャットやメールに貼り付ければ、相手と共有できます。
方法2 共有
共有したいフォルダやファイルを右クリックし、「共有」を選択します。
メールアドレス、権限、メッセージを入力して、
「共有」ボタンをクリックすると、相手にメールが届いて共有されます。
また、「アクセスできるユーザー」、「有効期限」、「ダウンロードを無効にする」の設定ができますが、すべて利用するには、有料プランへのアップグレードが必要です。
方法3 Transfer
共有したいフォルダやファイルを右クリックし、「Dropbox Transferで送信」を選択します。
「有効期限」、「パスワード」の設定ができますが、
すべて利用するには、有料プランへのアップグレードが必要です。
※無料プランの場合、有効期限は7日間
「転送を作成」ボタンをクリックします。
「リンクをコピー」を選択すると、URLがコピーされます。
チャットやメールに貼り付ければ、相手と共有できます。
※「メールを送信」で共有することもできます。
送られた方は、URLにアクセスしてデータを確認します。
Transferは、Dropbox上から削除しても、有効期限内であれば閲覧・ダウンロードが可能です。
消してしまったファイルを復元
ブラウザの「削除したファイル」より、ファイルを選択し、「復元」をクリック
※有効期限は30日間
4.料金プラン(個人向け)
Dropboxには複数の料金プランがあります。(2021年5月時点)
Basic | Plus | Family | |
---|---|---|---|
月料金(年払い) | ¥0 | ¥1,200 | ¥2,000 |
月料金(月払い) | ¥0 | ¥1,500 | ¥2,500 |
容量 | 2GB | 2TB | 2TB |
ユーザー | 1ユーザー | 1ユーザー | 最大6人 |
いつでも場所を問わないアクセス | ○ | ○ | ○ |
パソコンのバックアップ | ○ | ○ | ○ |
共有フォルダと共有リンク | ○ | ○ | ○ |
ファミリー ルーム | ○ | ||
モバイル オフライン フォルダ | ○ | ○ | |
デバイス データの遠隔削除 | ○ | ○ | |
Dropbox スマート シンク | ○ | ○ | |
Dropbox Passwords | ○ | ○ | |
Dropbox Vault | ○ | ○ | |
全文検索 | ○ | ○ | |
アカウントの巻き戻し | 30日間の履歴 | 30日間の履歴 |
- ビジネス利用や大量データを保存する人
チーム作業であれば、より生産性が高くなります。 - スマートシンクを利用したい人
インターネット上にすべてのデータを保存するので、パソコンの容量が軽くなります。
5.まとめ
Dropboxは無料プランでも充実したサービスを提供していて、使い勝手のよいツールです。
データ管理に使っている時間を見直すと、他の重要な作業に時間を使えるので、生産性アップにつながります。
環境に不便を感じている人は、まずは無料で試してみてはいかがでしょうか。
以上、この記事があなたの人生の助けになればハッピーです!
読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!
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